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2007年9月24日 (月)

石垣島紀行第6日目(8月4日)

石垣島紀行第5日目(8月3日)から続く)
 石垣島での滞在も、今日で最後になった。あとは帰るだけと言えば確かにそうなのだが、乗る予定の飛行機は午後なので、昼過ぎまでは時間がある。
 釣り道具は送り返してしまったので、今日はもう釣りはできない。そうなると息子たちが目覚める時刻も遅くなってくる。
 朝食はバイキング。エストランの入り口で案内している従業員が中に案内してくれる。ところが、中に入ってみると、空席が無い。空席待ちの人がレストランの入り口を入った場所に溜まってしまっていたのだ。それなりの値段をとっているホテルなのだから、このような対応はいただけない。今では、チェーンのファミリーレストランや回転寿司でも、入り口のところの椅子があり、そこで空席ができるまで待てるようになっているのに。
 しばし待って席に着いた。我が家一行が席に着いた頃からは、徐々に空席が増えてきた。いちばん混雑する時間にレストランに行ってしまったのが悪かったと言えば悪かったが、ホテルの対応も、もう少し考えて欲しいものだと思った。
 食事の後、チェックアウトする前に、ホテルのすぐ前の新しい離島ターミナルの中を探検してみる。かつては、それぞれの船会社の事務所内の小さな待合室で待たなければいけないような状態だったが、新しいターミナルビルには待合室ばかりでなく、売店なども入っており、船の運航予定も電光掲示されている。現在の石垣空港のターミナルより立派なぐらいだ。浮き桟橋の数も増えて、船の乗り降りも楽になったはずだ。
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 ターミナルビルを出ると、目の前に「海人(うみんちゅ)」ブランドで有名な手作り館の本店がある。3年半前に、すでにこの店は存在していたが、外装が派手になっていた。かつては、さんばし通りに小さな店を構えていたことを思えば、大変貌だ。かつては、フリントずれしたTシャツなどをさんばし通りの店で安く買えたが、今ではさんばし通りの店も無くなってそういうことをしなくなったか、あるいは流通ルートが変わったためか、簡単には入手できなくなったようだ。Tシャツの材質は良いので、多少のプリントずれした品物を安く買えたのは重宝していたのだが。
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 ホテルをチェックアウトして、息子たちをかつて住んでいた団地に送り届け、妻と二人でまたバンナ岳スカイラインに向かった。とりあえず「エメラルドの海を見る展望台」へ。昨日の夜に行ったときには暗くてよくわからなかった部分もあったが、昼間に見てあらためて驚いた。ここまで立派にしなくても良いのに、と言うのが偽らざる感想だ。唯一評価できる点は、便所が整備されたことだろうか。
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 展望台に向かうと、植え込みにゲッキツ Murraya exotica が植えられているのに気が付いた。ゲッキツは柑橘類の致命的な病気であるカンキツグリーニング病(黄龍病、huanglongbing)の病原体であるバクテリアを媒介するミカンキジラミ Diaphorina citri Kuwayama, 1908 が好む植物で、ミカンキジラミはこのゲッキツで爆発的に個体数が増えることがある。沖縄県の農業関係の行政部局では、ゲッキツを除去することを奨励してるのだが、公園を整備する部局ではどうやらこのことを理解していないとしか思えない。行政の縦割りが問題だとされることは多いので、このことに驚きはしないが、どうにかならないかと思う。
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 「エメラルドの海を見る展望台」からの展望は良く、市街地を一望できる。この場所まで大型バスを入れて観光コースにしようというのは理解できないことはない。
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 我が家が3年半前まで住んでいた団地も望むことができる。もっとも、我が家は3階建ての1階だったので、この場所からはほとんど見えない。
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 ここからさらに「渡り鳥観測所」の方に向かおうと思ったのだが、工事中で進入できなかった。仕方がないので八重守の塔のところまで戻り、Eゾーンを通ってCゾーン側の登り口から「渡り鳥観測所」に向かった。
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 「渡り鳥観測所」からは名蔵アンパル、ぶざま岳、屋良部岳、於茂登岳などが奇麗に望める。
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 於茂登連山のほぼ西の端のピークがぶざま岳。「ぶざま」とは奇妙な名前だが、どのような意味なのかは知らない。謂われはあるのだろうが、ぼくにとって既に「ぶざま岳」という名前は記号と化している。
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 かつての職場もよく見える。またこの場所で仕事をする機会を得たいものだ。
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 山から下りて、再び街へ。八重泉酒造が製造している「黒麹酢」を買うためだ。これは妻と三男の好物だ。津市界隈では買えないので、ちょっと多めに買うので、飛行機に持ち込むのもためらわれる。美崎町にある稲福酒販に行き、発送してもらうことにした。
 再び団地に行き、息子たちを回収し、食事をとる。何処で食事をとるかという話になると、なかなか意見が一致しないのが我が家の困ったところだ。結局、「島こしょう」という新しい店に入る。一昨日、妻が食事会に行った店だ。あまり食欲が無かったので、ゆしどうふだけを食べた。
 レンタカーを返却し、空港へ。ちょっと時間に余裕がありすぎた。それでも送迎デッキなどで十分に時間をつぶせる。美味しいソフトクリームもゆっくり食べる。
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 そうこうしているうちに、知人友人がたくさん見送りにきてくれた。フクザワさんの奥さんは、息子さんの誕生日だということで作った、豚の三枚肉の煮付けやおいなりさんを持ってきてくれた。フクザワさんのご主人は北海道の出身だが、奥さんは沖縄本島の出身だ。沖縄の人は大雑把なことも多いのだが、友達になれば本当に細かいことを気遣ってくれる。いちゃりばちょーでー、だ。
 飛行機はターミナルから一番近いスポットだったので、ターミナルからは徒歩で飛行機に。送迎デッキではみんなが手を振って見送ってくれる。自分たちも何度も送迎デッキから人を見送ったが、やはり見送られるのは寂しさを感じる。また石垣島を訪れたいものだ。
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 JTA616便はほぼ定刻に石垣空港を出発した。天気は良く、最後の石垣島の姿を見送ることができた。
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 JTA616便からは途中、宮古島も奇麗に望むことができ、慶良間諸島のすぐ近くを通って北上し、大きく右に旋回して残波岬を望むあたりから南に向かって那覇空港に着陸した。今日は夏らしく南風が吹いていたらしい。
 那覇空港では少々待ち時間があったので、一旦外に出てA&Wでルートビアを飲もうとも思ったのだが(この旅行の一つの目的としてA&Wのルートビアを飲むことがあったが、ここまで果たせていたなった)、長男と三男が「ゆいレール」の写真を撮りたいというので、それにつきあうことになり、結局ターミナルビルの中に店があるにもかかわらず、A&Wに入ることは出来なかった。
 那覇空港からはJAL2086便伊丹空港行き。ほぼ定刻に出発。やはり南向きに離陸。今回は通路側の席だったので、外はよく見ることができなかった。伊丹空港に着いてターミナルビルを出たのは18:40頃。リムジンバスの乗り場に向かう。切符を買って乗り場へ行くと、今日は淀川の花火大会が開催されているので、阪神高速が渋滞し、上本町まで50分から1時間ぐらいかかるとのこと。モノレールと地下鉄を乗り継いで行った方が早かったかも知れないが、切符も買ってしまったので、そのままバスを待つ。19:00定刻に出発したバスは上本町に19:48頃到着。近鉄の駅まで急いで20:03発のアーバンラーナーに乗ることができた。電車の中で、フクザワさんにいただいた煮付けとおいなりさんをいただく。21:25頃津駅に到着し、普段は歩く所だが、今日は荷物があるのでタクシーに乗る。ワンメーターなのでちょっと申し訳ないと思い、「すぐ近くで申し訳ないんですけど」と言うと、運転手さんも「もうこれが済めば営業所に戻りますから良いです」と言ってくれた。
 これで、6日間の「濃い」旅が終わった。

(2007年夏の石垣島紀行これにて完)

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