高原野菜の産地でエゾゼミの仲間の声を聞く
昨日から長野県佐久地方の高原野菜の産地に出かけていた。こちらにはいないセミの鳴き声が聞けることを期待していたのだが、その期待は裏切られなかった。
最初に行った場所では、バスから降りたらすぐにエゾゼミの仲間の仲間がうさいほどだった。しばらく歩いて案内された畑の回りでは、また別のエゾゼミの仲間の鳴き声が聞こえた。最初に聞こえた方が音程が低く、あとで聞こえた方が音程が高かったので、おそらく最初のがエゾゼミ Tibicen japonicus (Kato, 1925) であとのがコエゾゼミ Tibicen bihamatus (Motschulsky, 1861) だったのではないかと思う。いずれも手の届かない場所で鳴いていたので、捕獲は断念した。
今朝、現地で一緒だったMさんが佐久平駅前にあるホテルの玄関先でエゾゼミを拾ったということだった。ひょっとしたら、夜の間に灯りに集まってきていたのかも知れない。回りにはセミが居そうな木があまり無かったので、ついつい油断してしまっていた。しっかり探していればエゾゼミを拾えたかもしれなかったのに。
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