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2007年7月23日 (月)

夕方の散歩で護国神社へ

 夕食をとってから散歩に出かけた。津駅の近くの護国神社の万灯みたま祭というのがあるというので、どんなものかと思って行ってみた。数えきれぬほどの提灯には驚いたが、そこにいた人の数は思いのほか少なく、それにも驚いた。
 偕楽公園の中を通って帰ったところ、ふと地面を歩く虫に目が止まった。ゴミムシの仲間だということはすぐに分かったが、何かと思ってよく見たらオオホソクビゴミムシ Brachinus scotomedes Redtenbacher, 1868 のように見えた。確認のためにつぶさないように気をつけながら靴で踏んでやったら、思った通り「プスッ」という音がした。オオホソクビゴミムシは山の近くにある職場の庭にもいるので、山の方の虫だと思っていたが、意外に身近な場所にいるものだと認識を新たにした。さらに歩いて行くと、アオドウガネ Anomala albopilosa (Hope, 1839) やコフキコガネ Melolontha japonica Burmeister, 1855 も落ちていた。両方ともいわゆる普通種だと思うのだが、身近な場所で目にすることができれば、やはり嬉しいものだ。
 ふと空に目をやると、月や金星がやけに明るく輝いていた。北の空に目をやると、北斗七星の7つの星がはっきり見え、北極星もはっきり見えた。街中の明るい場所では、これらの明るい星ですらはっきり見える機会は少ないので、今日はよほど空が澄んでいるということなのだろう。この時期にこのさわやかさを感じるということは、未だに太平洋高気圧の勢力が弱く、移動性高気圧が大陸の乾いた空気を運んできているということなのだろうと思う。九州、四国、中国では梅雨が明けたそうだが、こちらではいつ明けるのだろうか?

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