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2007年7月

2007年7月29日 (日)

セミ採りに興じる

 今朝は一番に参議院選挙の投票を済ませ、三男と一緒に職場にセミ採りに出かけた。一昨日の梅雨明け以降、急に夏らしくなった。朝方はそれほど気温が高かったわけではなかったが、山越えの西寄りの風が強いので、フェーン現象で気温が上がるのが予想される。
 とりあえず、今日は写真を中心に。

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息子の肩に止まったアブラゼミ

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ニイニイゼミの抜け殻がたくさんついたウバメガシ

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クマゼミ

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地面すれすれの低いところにいたヒグラシ

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ヒノキの細い枝についていたヒグラシの抜け殻

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2007年7月28日 (土)

クマゼミが騒々しくなってきた

 昨日東海地方で梅雨が明けたという発表があった。昨日は朝から晴れ、カラッとして気持ちはよかったが、それなりに気温が上がったようだ。西から山越えの風が吹いていたので、フェーン現象が起きていたのだろう。
 今朝は朝からクマゼミ Cryptotympana facialis (Walker, 1858) の鳴き声がたくさん聞こえる。騒々しくなってきたと同時に、夏本番になったと感じさせられる。ニイニイゼミ Platypleura kaempferi (Fabricius, 1794) の鳴き声も聞こえるが、ほとんどクマゼミの鳴き声にかき消されてしまいそうだ。

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2007年7月23日 (月)

夕方の散歩で護国神社へ

 夕食をとってから散歩に出かけた。津駅の近くの護国神社の万灯みたま祭というのがあるというので、どんなものかと思って行ってみた。数えきれぬほどの提灯には驚いたが、そこにいた人の数は思いのほか少なく、それにも驚いた。
 偕楽公園の中を通って帰ったところ、ふと地面を歩く虫に目が止まった。ゴミムシの仲間だということはすぐに分かったが、何かと思ってよく見たらオオホソクビゴミムシ Brachinus scotomedes Redtenbacher, 1868 のように見えた。確認のためにつぶさないように気をつけながら靴で踏んでやったら、思った通り「プスッ」という音がした。オオホソクビゴミムシは山の近くにある職場の庭にもいるので、山の方の虫だと思っていたが、意外に身近な場所にいるものだと認識を新たにした。さらに歩いて行くと、アオドウガネ Anomala albopilosa (Hope, 1839) やコフキコガネ Melolontha japonica Burmeister, 1855 も落ちていた。両方ともいわゆる普通種だと思うのだが、身近な場所で目にすることができれば、やはり嬉しいものだ。
 ふと空に目をやると、月や金星がやけに明るく輝いていた。北の空に目をやると、北斗七星の7つの星がはっきり見え、北極星もはっきり見えた。街中の明るい場所では、これらの明るい星ですらはっきり見える機会は少ないので、今日はよほど空が澄んでいるということなのだろう。この時期にこのさわやかさを感じるということは、未だに太平洋高気圧の勢力が弱く、移動性高気圧が大陸の乾いた空気を運んできているということなのだろうと思う。九州、四国、中国では梅雨が明けたそうだが、こちらではいつ明けるのだろうか?

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やっとヒグラシの合唱が聞けた

 今日は久しぶりにカラッと晴れたが、朝から風が強かった。天気が良いせいだろうが、クマゼミ Cryptotympana facialis (Walker, 1858) も盛んに鳴いていた。ニイニイゼミ Platypleura kaempferi (Fabricius, 1794) の鳴き声もますます増えた感じがする。
 風は午後になってますます強くなった感じがした。湿度も低いらしく、外に出ると気持ちが良い。ちょっと気分転換と思って夕方外に出てみた。するとヒグラシ Tanna japonensis (Distant, 1892) の鳴き声らしき音が、風が木々の葉を通り抜ける音や近くで鳴くニイニイゼミの鳴き声の中から聞こえてきた気がした。両耳に手をあて田圃の向こうの林に耳を傾けるとまぎれもないヒグラシの合唱が聞こえた。ヒグラシの姿はしばらく前から確認できていたのだが、やっと合唱を聞くことができた。
 1頭ずつ鳴くヒグラシの鳴き声はどことなく物寂しいものだが、ヒグラシの合唱の中に身を置くと、物淋しさは感じられず爽快な気分になれる。ヒグラシの鳴き声を日本の心と呼ぶ人がいるそうだが、まったく同感だ。

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2007年7月22日 (日)

やっとノコギリクワガタに出会った

 今朝は天気が回復したので、三男と一緒に近所に虫を見に出かけた。
20070722blog1  いつものクヌギにはほとんど虫が集まっていない。いつもは見ていないコナラの木でやっとのことノコギリクワガタ Prosopocoilus inclinatus (Motschulsky, 1857) を見つけることができた。去年はたくさん見つかり、ほとんどが大歯型でごく一部が小歯型だったが、この個体は中間型だった。珍しいと思ったので、採集して標本にすることにした。
20070722blog2  近くの草むらではキリギリス Gampsocleis buergeri (de Haan, 1842) も見つけることができた。キリギリスの鳴き声はあちこちから聞こえるのだが、姿を見つけるのは意外に難しく、やっとのこと見つけた、という感じだ。直翅目には昔から苦手意識があるのだが、未だに克服することができない。

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2007年7月21日 (土)

雨の中の花火

 今日は津の花火だ。朝からずっと雨が降っていたので、今日は無いものと思っていたが、7時半ぐらいにドンという音が聞こえてきた。音が聞こえたので、いつも見に行っている安濃川の御山荘大橋まで出かけた。ところが、霧雨のなかぼんやり霞む花火だけでがっかりした。せっかくの花火だから、延期して多くの人が楽しめる方が良いと思ったが、そういうわけにはいかない何らかの事情があるのかも知れない。

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今日は一日編集作業

 今日は朝から夕方まで、ずっと昆虫同好会の会誌の編集作業にかかっていた。幸いにも、今日は朝からずっと雨が降っていたので、外に出られないという悔しさは無い。そのおかげで、かなり作業がはかどった。大きな原稿が1つは印刷に回すだけになったし、もう一つも、もう少し修正すれば良いという段階にまでなった。

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2007年7月20日 (金)

セミの個体数が少しずつ増えてきた

20070720blog1  ニイニイゼミ Platypleura kaempferi (Fabricius, 1794) の羽化殻が毎年たくさん付くウバメガシの木が職場の庭にあるのだが、昨日までは羽化殻を見つけることができなかった。ところが今朝見に行ったところ、付近で7個ほど羽化殻を見つけることができた。昨日の晩のうちに7頭もそこで羽化したらしい。うち二つは、ウバメガシの木ではなく、近くにあるキノコについていた。手近なものに登ったらキノコだったのは想定外だったが、仕方がないのでそのまま羽化した、という雰囲気だ。
20070720blog2  ヒノキの人工林では、まだ羽化して間もないと思われるヒグラシ Tanna japonensis (Distant, 1892) の雄が見つかった。うまく飛べずに地面に落ちてしまうし、拾い上げても悲鳴の鳴き声を出すこともできなかった。いわゆる「やらせ」だが、ヒノキの幹に止まらせて撮影した。羽化して時間が経った個体と比較すると、明らかに艶がある。奇麗なセミだ。
 ニイニイゼミばかりでなく、アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata (Motschulsky, 1866) の鳴き声も増えてきた。今日はどんよりとした曇りで気温も低く、そのせいかどうか知らないが、クマゼミ Cryptotympana facialis (Walker, 1858) の鳴き声は聞かれなかった。職場の前のケヤキの並木の木の幹には、羽化殻がたくさん見つかるのだが。
 ヒグラシの鳴き声もまだ聞いていない。

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2007年7月19日 (木)

キャベツを収穫したけれど

 今日は職場でキャベツを収穫した。詳しいことは書けないが、調査研究中のものだ。
 今回はかなり良いキャベツが穫れると期待していたのだが、収穫作業を始めて愕然とした。外から見てわからなかったのだが、外葉を剥ぐと虫の食い跡がいっぱいあったのだ。はじめは何の食い跡なのかわからなかったが、まもなく下手人が判明した。オオタバコガ Helicoverpa armigera (Hübner, 1808) の幼虫だ。この時期にオオタバコガがたくさん発生するという事態は想定していなかった。

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散髪して気分をすっきり

 それほど長くなっていたわけではないが、気温が上がり鬱陶しくなってきたので、散髪に行った。夏向きにばっさりと切ってもらったら頭が軽くなった感じがした。風呂で髪を洗う時も簡単になるはずだ。これで気分もすっきるするはず。

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2007年7月18日 (水)

まだそれほど暑くないのは良いけれど

 九州南部で梅雨が明けたようだ。こちらはまだまだ。
 台風4号が過ぎ去ったあと、天気が回復するかと思ったのだが、まだまだだ。よくよく考えてみれば、台風4号の進路を見てみれば、太平洋高気圧の勢力がまだ弱いということが理解できる。
 例年この時期にはもっと暑くなっていたような気がするのだが、こんなに楽な気温で良いのだろうか?セミの鳴き声もまだ少ない。やはり夏は暑くなくては夏のような気がしない。

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2007年7月16日 (月)

ヒグラシとアミメカゲロウ

20070716blog2  今日は休日だが、毎週月曜日に行っている粘着板トラップの粘着板の交換や、飼育している虫の餌の交換などのために出勤した。台風一過で久しぶりの晴れだ。
 仕事を済ませ帰宅する前、ヒグラシ Tanna japonensis (Distant, 1892) がいないかと思って職場の畑の近くのヒノキ林に立ち寄った。人工のヒノキ林は太陽光が地面まで届かないので、下草も生えず、中は歩き易い。ところが、太陽光が届かないということは、すなわち暗いということなので、幹にヒグラシが止まっていても、向こうに気付かれる前にこちらが発見するのは困難だ。結局撮影することはできなかったが、3頭のヒグラシを確認できた。まだ鳴き声は聞いていないが、近々鳴き声を聞くこともできるだろう。
20070716blog1  するとそのとき、何やらフワフワと飛んでヒノキの葉に止まる昆虫を発見した。よく見るとアミメカゲロウ Nacaura matsumurae (Okamoto, 1912) だった。アミメカゲロウを前に見た記憶が残っているのは久留米に住んでいたときのことなので、十数年ぶりのことになる。それほど珍しい種だという気はしないが、意外に目にする機会は少ない。意識していればもっと見つけることはできるのだろうが。

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2007年7月15日 (日)

アブラゼミの鳴き声が聞こえた

 クマゼミCryptotympana facialis (Walker, 1858) の鳴き声に誘われて外に出たらアブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata (Motschulsky, 1866) も鳴いていた。気温も上がって蒸し暑くなってきた。アブラゼミもこれからますます増えてくることだろう。

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台風4号・・・雨上がりにクマゼミ

 先ほどまで少し雨が降っていたが、少し明るくなったと思ったら、近所でクマゼミCryptotympana facialis (Walker, 1858) が一声鳴いた。
 まだ台風は志摩半島の先にいるようだが、このあたりは暴風域からははずれているようだ。

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台風4号・・・台風体勢解除

 家の回りを見渡してみたら、裏の竹薮の竹の葉や木の葉が落ちていたので、それなりに風が吹いたのだろうが、やはり大したことは無かった。
 閉めていた雨戸を全開にしたのだが、古い雨戸のせいか、極めて滑りが悪く、力仕事になってしまった。もちろん、閉めたときも大仕事だった。

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台風4号・・・目覚めたら意外に静か

 朝目覚めたら、雨も降っていないし、風もほとんど吹いていない。静かだ。台風の目に入ったか、と思ったが、台風は潮岬あたりにあるらしい。

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2007年7月14日 (土)

台風4号近づく・・・台風対策をする

 台風4号が近づいている。明日の昼頃に最接近するという予想だ。
 やや不謹慎な言い方ではあるが、台風はいわゆるひとつの非日常なので、気分が高揚する。石垣島に住んでいたときも、建物が台風で被害を受ける心配は無かったので、台風が来るとワクワクしたものだ。もっとも、停電になると、することが無くなって困ったが。
 今回は直撃の可能性もあるので、今日は夕方から台風対策をした。と言っても、物干し台や飛び易いものを片付けたり、雨戸を閉めたりした程度だ。雨戸を閉めると真っ暗になり、ますます気分が高揚する。
 あとは野となれ山となれ。無理に外出しないで家の中に居れば、それほど危険なことは無いはずだ。明日一日の我慢だ。

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2007年7月12日 (木)

食事時間の長いマイマイカブリの幼虫

20070712blog2  なかなか手頃な餌が見つからなかったのだが、昨日の朝、大きなカタツムリを見つけたので、マイマイカブリ Damaster blaptoides Kollar, 1836 の幼虫に与えた。すぐに食いつき、昨日のうちにほとんど食い尽くしてしまったかのように見えた。ところが、今日になっても、ずっとカタツムリの殻の中に体を突っ込んだままで、中から出てくる様子がない。カタツムリの殻の奥には、まだ肉が残っているようにも見えるので、まだそれを食べているのかも知れない。随分長い食事時間だ。

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職場の庭のホソバセセリのその後

 大学時代の友人が仕事で四日市まで来るというので、月曜日に桑名在住の友人と一緒に四日市まで出かけた。よく食べ、よく飲み(ぼくはアルコール抜きの黒ホッピー)、よく笑った。気楽な仲間と一緒に過ごす時間は楽しいものだ。楽しいのは良かったが疲れてしまい、その後ブログを書くのをさぼってしまった。ようやくその疲れも取れたようだ。疲れが取れるのに時間がかかるのは、年齢のせいだろう。
20070712blog1  一週間前に気が付いた職場の庭のホソバセセリIsoteinon lamprospilus C. et R.Felder, 1862 はその後も健在で、同時に3頭確認できたこともあった。今日も小雨の中ではあったが、元気に飛び回っていた。来年は見られるかどうかわからないので、今日も写真を撮った。

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2007年7月 8日 (日)

萬善堂らくご倶楽部「古今亭志ん輔の会」

 近所の彰見寺の本堂で開かれた「古今亭志ん輔の会」に行って来た。萬善堂らくご倶楽部というのは新しく作られた集まりで、これが最初の落語会ということだ。志ん輔さんは別の仕事が津であったので、そのついでに落語会をやってしまおう、ということらしい。東京落語をナマで見るのは本当に久しぶりで、前回は盛岡に住んでいたときのことなので、20年ぐらい前のことになる。その時は、三遊亭の有名落語家だったが、不愉快な思いをしたので、それ以来東京落語を避けていたということもある。
 会場はお寺の本堂だったので畳に座るのを覚悟していたが、何と椅子席だった。その部分だけ見れば、お寺というよりは、キリスト教の協会のようだった。数えたら32脚あり、4人ずつ座っていたので、それだけで132人入っていたことになる。満席で、折りたたみ椅子が数脚出されていた。

「たがや」古今亭志ん輔
「鮑のし」古今亭志ん公
「船徳」古今亭志ん輔
  仲入り
「子別れ」古今亭志ん輔

 ぼくにとって志ん輔さんは「おかあさんといっしょ」のイメージが強すぎるが、やはり落語も本物だと感じた。「船徳」はちょっと波長が合わなかったが、最後の「子別れ」は良かった。志ん公さんは名前も知らなかったし、もちろん顔も知らなかったが、声がよく通り、表情の作り方もうまいと思った。

 今日の落語会で、特に不満は無かったが、大阪の落語会と比べると、満足感は少々足りなかったような気がする。ぼくの頭は上方落語に波長が合っているのだろう。
 萬善堂らくご倶楽部はこれからも落語会を開こうということだが、今度は上方落語を呼んで欲しいと思う。

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真打ち登場・・・クマゼミ

 朝食を済ませてパソコンに向かっていたら、クマゼミCryptotympana facialis (Walker, 1858) の鳴き声が聞こえて来た。ここ数日は梅雨前線が南に下がって、比較的過ごし易い日が続いていたので、クマゼミが出て来るのままだまだ先のことかと思っていたが、予想がだいぶ外れてしまった。今朝も晴れ間こそあるのだが、まだ夏の天気ではなく梅雨空だ。でも、夏はもうすぐそこだ。

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2007年7月 6日 (金)

マイマイカブリの幼虫の大顎

 今日はピットフォールトラップにマイマイカブリ Damaster blaptoides Kollar, 1836 の幼虫が入っていた。せっかくなので実験室に持ち帰り、実態顕微鏡を覗いた。
20070706blog1  マイマイカブリは食性が陸貝に特化した種なので、大顎の形態もそうなのだろうと思いながら観察したのだが、他の種の幼虫の大顎の形態をいろいろ知っているわけではないので、よくわからなかった。左右で形が違うようにも見えるが、左の大顎の先端は折れて無くなってしまっているのかも知れない。内側に1対の突起があり、やや特化したような形態のようにも思えるが、オオキベリアオゴミムシ Epomis nigricans (Wiedemann, 1821) の幼虫の大顎ほど驚くべき形態とも思えない。

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2007年7月 5日 (木)

ジャンクドリンク考

20070705blog2  数日前のことだ。職場のパートさんが「カレーラムネ」と「わさびらむね」を職場に持って来てくれたので、昼食の後、みんなで分けて飲んだ。
 これには、その前の話がある。先月の下旬のことだが、ジャンクドリンクマニアのぼくが「ペプシアイスキューカンバー」を持ち込んで、やはりみんなで分けて飲んだのだ。
 「ペプシアイスキューカンバー」はキュウリ風味が売り物だということだったが、そうと思って飲んでも、ほんのかすかな香りとわずかな苦みしか感じられず、とてもキュウリを想像できるものではなかった。だからと言って、不味いというわけでもなく、言ってみれば特徴に欠ける飲み物だと思った。期間限定販売ということだが、期間限定にしなくても、すぐに売れなくなるのは容易に想像できる。
 それに対して「カレーラムネ」と「わさびらむね」はどうか。「わさびらむね」は「ペプシアイスキューカンバー」と同様に、かすかな香りしか感じられず、やはり特徴に欠けるものと言わざるを得なかった。それに対して「カレーラムネ」の香りは、まさにカレーそのものだった。でも、味はそれほど特徴のあるものではなかった。
 自分なりの結論だが、「カレーラムネ」も「わさびらむね」も熱狂的な信者を得るような飲み物には思えなかった。
 何度も例に出して恐縮だが、これらに対して「ドクターペッパー」はどうか。「ドクターペッパー」の一般の評価は、熱狂的な信者が居る反面(ぼくもその一人だ)、不味いと言って二度と飲まない人が多い。
 「ドクターペッパー」と他のここに取り上げた飲み物はどこが違うのか考えてみたところ、一つの結論に達した。その結論とは、「ドクターペッパー」が他に無い香りや味だったりするのに対して、「ペプシアイスキューカンバー」も「カレーラムネ」も「わさびらむね」も何かの香りや味を真似しようとしたものだということだ。要するに、何かを真似ているようでは、ジャンクドリンクとしては所詮二流ということだ。
 その点、「ルートビア」なり「コカコーラ」なりがそれなりの地位を得ているのは、他に無い香りなり味なりを持っているというのが大きな理由ではないかと思う(ルートビアがトクホンやサロンパスの香りを真似たものだとは思えない)。ちなみに、ぼくは「コカコーラ」は好きではないが、これは独創的な飲み物は好き嫌いが分かれる、というこの考え方に矛盾するものではない。
 それにしても、こちら三重県ではドクターペッパーの入手が困難なのには困る。何とかならないものか。

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30数年ぶりの再会・・・・ホソバセセリ

 職場の庭で調査していたら、蝶とも蛾とも言えぬような見慣れない虫が飛んでいるのが目についた。多少よたよたと飛んでいたので、ウンモンクチバ Mocis annetta (Butler, 1880) か何かかと思ったのだが、セセリチョウの仲間のようにも見えたので、飛んだ先を追った。すぐに笹の葉に止まったのでよく見てみたところ、何とホソバセセリ Isoteinon lamprospilus C. et R.Felder, 1862 だった。この蝶を見たのはもう30年以上も前のことだったので、その意外さに驚き、興奮してしまった。しかし生憎、カメラを持たないで出て来てしまった。運を天に任せて、カメラを取りに戻った。
 最初止まった場所にはもう居なかったので、半ば諦めかけていたのだが、諦めきれず辺りを探したら、運良く見つけることができた。
 非常に新鮮な個体だ、ひょっとしたらこの近くで発生したのかも知れない。そう思ってもう少し探してみると、別の個体も見つけることができた。これも新鮮な個体だ。おそらくこの場所で発生したのだろう。
20070705blog1  採集しようかとも思ったが、また来年も発生してくれることを祈ることにして、撮影だけに留めた。
 普段はなかなか興奮できるような出来事に出会わないが、たまにはこういうことがあって欲しいものだと思う。

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2007年7月 4日 (水)

ハサミムシの生態に関する対談(その2)

 そろそろ寝る準備をしようかと歯ブラシを口に突っ込んでいたら電話がかかってきて慌てたのだが、それは石森さんからの電話だった。石森さんには少し話したいことがあったので、連絡をとらなければいけないかと思っていたのだが、その思いが通じたのだろうか。
 4月に我が家においでいただいたときに色々ハサミムシの生態について話をしたのだが、まだまだ不明な点は多い。それどころか、基本的なこともまだよく調べられてない。ハサミムシは卵から生まれて成虫になるまでにたくさん死んでいるはずなんだけど、どうやって死んでいるのか、などと訊かれたのだが、答えに窮した。脱皮回数は決まっているのか、とも訊かれたのだが、正確なことは知らない。コブハサミムシ Anechura harmandi Burr, 1904 とクギヌキハサミムシ Forficula tomis (Kolenati, 1845) (Forficula scudderi Bormans, 1880 だという説もある)の幼虫が4齢まであるということはほぼ確かで、オオハサミムシ Labidura riparia (Pallas, 1773) の幼虫の齢数に変異があることは知っているのだが、それ以外は正確には知らない。ヒゲジロハサミムシ Gonolabis marginalis Dohrn, 1864 やハマベハサミムシ Anisolabis maritima (Bonelli, 1832) の成虫の体長には変異があるので、おそらく幼虫の齢数に変異があるのは疑いないのだが、正確な事は知らない。
 と、まあ、そんな話をしたのだが、まだまだ知らないことが多い。
 最後についでと言っては何だが、このまえいただいた絵本の原稿を虫仲間に見せたところ、受けが良かったことをお話した。この原稿は、某児童書の出版社からは出版できないと言われていたものだ。虫仲間の意見として、児童書の出版社ではなく、虫関係の出版社なら出してくれるのではないかということをお話した。「ようちゅうボウヤのとりこしぐろう」という表題なのだが、ちゃんとオチがついていて、それが核心を突いているので大変面白い。是非陽の当たる場所に出て欲しい本だと思う。

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ソメイヨシノのヒラタクワガタ

20070704blog1  夕食前に一番下の息子と一緒に、リンゴカミキリ Oberea japonica (Thunberg, 1787) はいないかな、アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata (Motschulsky, 1866) は出ていないかな、などと近所を散策していたところ、ソメイヨシノの大きなうろの中にヒラタクワガタ Serrognathus platymelus pilifer (Snellen van Vollenhoven, 1861) の雌を見つけた。
 この界隈は、県庁所在地の中心駅である津駅の西口から、北西の方角に向かって伸びているなだらかな丘陵の端に当たる部分であることが、Google Earthなどで見るとよくわかる。もっとも、この丘陵地帯は大きな道路で分断されてしまっているので、ここに依存する生物の個体群は、小さな個体群に別れてしまっているのだと思う。
 去年の6月10日の夜、名古屋昆虫同好会の月例会に出席した帰り、津駅で電車を降りて西口の信号のある交差点を渡ったところで、体長65mmもある大きなヒラタクワガタを拾って驚いたのだが、このような大きなヒラタクワガタが発生できる場所については謎のままだ。
 今日見つけた場所で発生していると断言できないが、ソメイヨシノが発生源になっている可能性は低くないのではないかと思う。
20070704blog2  そのあといつものクヌギの樹液に行ったが、カナブン Rhomborrhina japonica Hope, 1841 がいるだけだった。今年はクワガタ類が不作のようだ。ヒラタクワガタどころかコクワガタ Macrodorcas rectus (Motschulsky, 1857) も少ないし、ノコギリクワガタ Prosopocoilus inclinatus (Motschulsky, 1857) に至ってはまだ見てもいない。もっとも、大きなヒラタクワガタがたくさん採れた去年が豊作すぎたのかも知れないが。

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2007年7月 2日 (月)

1年経過

 このブログを最初に書いたのは去年の7月2日だった。今日で1年を経過したことになる。1年の区切りなので何か書こうかと思うのだが、今日は特別なネタが無い。
 敢えて書けば、成体になったばかりの小さいニホンアマガエルが見られ始めたことか。

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2007年7月 1日 (日)

編集はつらいよ

 来年の春、名古屋昆虫同好会の会誌「佳香蝶」は第60巻の節目を迎えるので特別号を出すことになっている。編集担当になってまだ2年目なので、大きな仕事をしているという実感は全くないのだが、もう60年も続いている会誌の重みは大きいと思う。
 通常の号は16ページまたは24ページ立てだが、特別号は通常号の1年分以上に相当する100ページ以上を目標にしている。だから、普段の号に載せられない長文の原稿も載せることができる。
 長文の原稿を送っていただけるのは嬉しいのだが、手書き原稿だとちと困る。会報に仕上げるためには、誰かが電子化作業を行わなくてはならない。ところが、極めて長文の手書き原稿が2本送られてきて、こちらもなかなか作業する時間がとれず、なかなか事が進まない。幹事で分担して入力するのだが、それだけでもけっこう大変であるし、その後の作業も手間がかかる。
 送られて来た原稿がそのまま印刷原稿にできることは滅多にない。読んでみると意味がとれなかったり、用語の不統一があったりすることはしばしばだ。だから、それも全部著者に確認をとらないといけない。電子メールが使えると便利だが、当然のことながら、手書き原稿を送ってくる著者は電子メールが使えない。多量の原稿を郵便で送るにしても、小型の郵便物しか投函できない近所の郵便ポストでは役に立たないので、遠くまで投函しに行かなければならない。二重苦三重苦だ。
 というわけで、先週の土曜日のほぼまる一日と、昨日のほぼまる一日をこの作業にあてた。せっかく良い季節なので虫採り(虫撮り)に行きたいのだが、それを我慢しての作業だ。これは辛い。しかし、とりあえず一段落だ。
 それはともかく、長文の原稿を手書きで書ける人は尊敬に値すると思う。自分は、ああでもない、こうでもない、などと考えながら書くので、ワードプロセッサ無しには何もできないと思う。昔の人は偉かった。手書きの長文原稿がこれ以上送られてこないことを祈る。

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