住宅用火災報知器
家主さんの依頼で電器屋さんが火災報知器の設置に来た。聞く所によれば、住宅用火災報知器の取り付けが法律によって義務づけられたそうだ。詳細は市町村の条例で決められるそうだ。津市では寝室に取り付けることになっているらしい。
しかし、まともに考えてみれば、火の気の無い寝室(ぼくは非喫煙者)に報知器を取り付けても、その報知器が作動したときには既に手遅れになっているはずだ。どうせ設置するなら、火を扱う場所に設置するのが自然な考え方だと思う。
さらに我が家の特殊事情かも知れないが、目覚まし時計が鳴っても起きない人には無駄だと思う。
やはり、このような非合理的な決まりを作る人は、やはり頭が悪いのではないかと思う。行政の皆さんしっかりしてください、と言いたい。ちゃんと条例を作りましたよ、という形式だけは整ったかも知れないが、それは無意味だと思う。
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コメント
消防法に設置場所は「寝室」とあるようですね。台所はオプションのようで、市町村によっては独自に義務化するようです。
なぜ寝室かというと、火災で逃げ遅れた人の多くが就寝時間中に火事に遭っているためらしいのです。寝ていたということは台所が火元ではないのかもしれません。台所が火元になるのは、恐らく調理中に油に火が入ったり、目を離したときにカラ焚きしたりではないでしょうか。調理中に寝室で寝ることは想定外、ということでしょう。もちろん残り火ということもあり得るわけですが・・・。
私もちょっと調べてみてそれなりに納得した次第です。
投稿: Zikade | 2007年6月26日 (火) 19時55分
Zikadeさん、コメントありがとうございます。
実現可能な方法としては、センサーは火の気のある場所に、アラームは寝室に、というのが最善のように思えます。
でも、こういうことを法律なり条例なりで決めたとしても、どれほどのメリットがあるか、甚だ疑問です。警報装置のメーカーだけが利益を得るような・・・・・
投稿: Ohrwurm | 2007年6月26日 (火) 22時09分