ヘリグロホソハマキモドキが群れ飛んでいた
いつものように虫の調査に出ると、スゲの仲間と思われる背丈の低い草の上を小さな蛾が群れて飛んでいた。あまりにたくさんいるので、名前を知りたくなり、持っていたコンパクトデジタルカメラで写真を撮ったのだが、小さすぎてどうしようも無かった。ところが、何という偶然か、実験室に戻ったところ、部屋の壁に同じ蛾が1頭止まっていた。そこにあった一眼レフタイプのデジタルカメラにマクロレンズをつけて撮ったところ、はっきりわかる写真を撮る事ができた。名前を調べたところヘリグロホソハマキモドキ Glyphipterix nigromarginata Issiki, 1930 らしい。どうやら、この時期にはごく普通に見られる種らしいが、これまで気に留めたこともなかった。名前が分かると、何だか親近感をおぼえる。名前とは不思議なものだ。
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