巨大な大仏
プロジェクトの推進会議のためツクバに出かけた。せっかくの機会だったので、『昆虫にとってコンビニとは何か?』の著者の高橋敬一さんを訪ねた。
コガシラコバネナガカメムシPirkimerus japonicus (Hidaka, 1961)という一風変わったカメムシの棲息地を案内していただいた。体長は1cmほどあるが、大変スリムな体型だ。和名のとおり、やや不釣り合いな具合に頭部が小さい。種名にjaponicusというのがあるように、日本で採集された標本を元に記載されたのだが、どうやら中国が原産地で、日本へは人為的に持ち込まれたものらしいということが言われている。それほどあちこちで見つかっている訳ではないが、手段を講じれば各地で採集できるだろうと予想されている。こちら三重県でも、その手段を使って、採集してやろうと目論んでいる。その手段は『昆虫にとってコンビニとは何か?』に書かれているので、興味をお持ちの方は試してみると良いと思う。
コガシラコバネナガカメムシの棲息地を案内していただいたあと、牛久大仏を案内していただいた。世界で一番背が高い大仏だということらしい。バブル期に建造されたということらしいが、宗教とテクノロジーが結びつくと、こういうものが出来るのか!と感心しないわけにはいかなかった。
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