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2007年1月 1日 (月)

穏やかな元旦

 昨日は疲れていたので、紅白歌合戦も途中まで見て寝てしまった。それでも、夏川りみの歌を聴いたので満足した。
 今朝は元旦としては何年ぶりかの早起きだった。日の出前に起きた元旦は、少なくともこちら三重県に来てからは初めてのことだ。石垣島に居たときは、初日の出を見ようと家族揃って日の出前に起きたこともあった。もっとも、石垣島の初日の出は7:30ぐらいなので、早起きだと言ってもたかが知れている。
 仕事で飼育している虫は、今データをとっているところなので、少なくとも1日おきには見にいってやらないといけない。昨日は休んだので、今日は元旦だったが職場に出かけた。
 朝方は陽も射し風も弱く、本当に穏やかに感じられる天気だった。職場の方向には山があるが、経が峰や青山高原には全く雪は見えなかったものの、目を右の方に向けると鈴鹿の山々は真っ白だった。年末29日に降った雪が、山の方ではたくさん積もったのだろう。
 仕事を手早く片付け、家に戻り、今度は尾張一宮の実家に向かった。こちら三重県に来るまでは、日帰りで帰省などということは出来ないほど遠い場所にしか暮らしていなかったので、日帰りで帰省できるというのは本当にありがたく感じられる。行きは近鉄の急行に乗った。乗った車輌は2610系のクロスシート車。車輌番号は2727。ロングシートよりはマシだが、本格的なクロスシートの5200系と比べると乗り心地は良くないように思える。途中の四日市付近では、年末に降った雪がまだ残っていた。名古屋からはJRの快速電車。乗ったら10分で付いてしまう。快速電車が初めてできた頃は13〜14分かかっていたので随分速くなったものだと思う。これほど速くなくても良い気がするのだが。
20070101blog  実家で昼食をとり、真清田神社(ますみだじんじゃ)に向かった。本町通りのアーケードの商店街はそれほどの人出ではなかったが、神社の正面まで来ると、人出が多いのが実感できた。ふとすれ違った人が高校の同級生のコバヤシ君に見えたが、流れに乗って歩いていたので声はかけなかった。お互いいいオジサンになったものだ。神社の境内にはいるとさらに人の密度が高く、拝殿の前は通行が制限されていた。これまで真清田神社でこのようなことは無かったが、参拝する時間が今までと違っていたからなのかも知れない。
 夜は弟一家と一緒に大人6名、子供5名の総勢11名の夕食となった。狭い部屋でよくもこれだけの人が入れるものだと思った。
 帰りは安くあげようということで、名古屋から快速みえの最終列車に乗ろうという話になった。回数券を使えば、1名あたり750円で名古屋から津まで乗れる。4枚綴りで、しかも子供2で1枚を使えるということになっているので、我が家の場合、1組分が1回で消費されるので好都合だ。この回数券は尾張一宮駅では買えないので、ちょっと早めに名古屋に行くことにした。ところが全くの拍子抜けで、切符売り場にはほとんど人が並んでおらず、すぐに切符を買う事ができた。おかげで時間がたくさん余ってしまった。
 快速みえ23号は定刻に発車したが、次の八田駅で一旦停まり、さらに次の春田駅でもう一度停まったら反対方向から来た特急とすれ違った。そのあともゆっくり走ることが多いのでおかしいと思ったが、最初の停車駅の桑名に着いたときには、名古屋を出てから25分も経っていた。普段なら20分ほどで走っているので、上りの特急が遅れていたということなのだろう。単線区間が多いと、すぐに遅れるのがやはり気になる。結局津駅に着いたときには9分ほど遅れていた。
 駅からはタクシーに乗った。普段はタクシーになど乗らないのだが、みんな疲れているし、家族5人揃っているので乗る事にした。ワンメーターなので運転手にいやな顔をされるのではないかと思ったのだが、乗務は10時までなのでちょうど良かったと言われ、ホッとした。元旦からのお仕事、ご苦労さんです。

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