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2006年12月 1日 (金)

土着天敵と農薬

 病気からの復活宣言が出せるかと思ったのだが、激しい下痢に襲われて逆戻りしてしまった。抗生剤の副作用で腸内細菌相が完全に破壊されてしまったせいかも知れないし、若干の発熱もあったので今巷で流行している感染性の腸炎ウィルスが感染したのかも知れない。
 何とか熱は下がり、下痢も治まったものの、食べるものを食べていないので、全く体に力が入らない。しかし、前々から依頼されていた講演をしなければいけないので出勤した。病気になる前に講演用のスライドの準備だけは完成させていたので、準備だけは前もってした方が良いということを実感せざるをえなかった。心配性なのが吉と出たわけだ。
 東海三県の病害虫防除所の職員の皆さんの前で「土着天敵類に対する農薬の影響評価について」という演題で話をした。今おこなっている研究の紹介のようなものだ。最近は食品の安全性志向が非常に高まり、様々な形での減農薬の試みがおこなわれている。その中で、畑にもともと棲息している天敵類の役割を再認識させようというのが研究の主眼でもある。農薬を使用した害虫防除とは異なり、はっきり目に見える効果を期待するのは本質的に無理であるため、どこまで土着天敵の保護を意識させることができるかは非常に難しい課題だが、これまでに研究の蓄積がほとんど無いため、今おこなわなければいけない研究だと思う。話を聞いていただいた皆さんには納得していただけたかどうかわからないが、話したいことは話せたように思う。
 話をしたのはほぼ1時間だったが、体調が悪かったので大変疲れた。来週はまた別の話を1時間ほどすることになっている。病気のせいで、こちらの準備はまだ完成していない。

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