虫供養
今日は名古屋昆虫同好会の虫供養に出かけた。無闇矢鱈に虫を殺しているわけではないが、自然を理解するという過程の中で、犠牲になってもらった虫の数は少なくない。無駄に殺しているわけではないことを心の中で整理する意味もあり、お寺でお経をあげてもらうのも意味のあることだと思う。供養してもらうぐらいなら虫を殺すようなことをするな、という意見を述べる人も多いが、意識的に虫を殺しているか、無意識のうちに虫を殺しているかの違いがあるだけで、ほぼ全ての人は虫を殺している。意識した上で意味のあるものを選んで殺して、それを供養する人の方が、無意識のうちに多くの虫を殺していながら何の供養もせずに、意識的に虫を殺している人を非難する人よりずっとまともではないかと思う。いずれにしても、人間は罪深いものだ。
名古屋昆虫同好会の虫供養は今年で41回目になる。始めて以来、名古屋の桃厳寺でおこなわれている。よくもまあ長いこと続いているものだと思う。これには、古くからお世話役になっていただいているIさんの力が大きい。
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