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2006年10月 2日 (月)

オオカマキリに関する謎(1)

 酒井與喜夫さんが調べた新潟県にしても、安藤喜一先生が調べた弘前市にしても、本を読んだり話を聞いたりした限りでは、オオカマキリ Tenodera aridifolia (Stoll, 1813) がたくさん棲息しているようだ。自分が岩手県盛岡市に住んでいたときの印象では、カマキリ類はかなり珍しく、7シーズンで数回見た程度だった。
 このことからの推測だが、雪が多いことがオオカマキリが棲息することにとって好都合なのではないかと思うのだ。盛岡は寒いが雪はそれほど降らない。自分が過ごした8回の冬のうち、最も積雪が深くなった時でもせいぜい30〜40cmだったように記憶している。雪に埋もれてしまえば、それほど低い温度条件に曝されることは無くなるだろうが、埋もれなければ時には-20℃にもなろうとする厳しい低温に曝されることになる。さすがにこれでは休眠をもたないオオカマキリの卵にとっても辛いのではないかと思う。自分が調べるわけにいかないので、誰か調べてくれないだろうかと思っている。実は、もう誰かが調べてしまっているのかも知れないが。
 酒井與喜夫さんの本を読んでもう一つ気になるのは、オオカマキリの棲息環境のことだ。自分の印象では、オオカマキリと言えば原っぱに棲むカマキリで、木の上に棲むのはハラビロカマキリ Hierodula patellifera (Serville, 1839) だからだ。新潟県のオオカマキリは杉林が好きなのだろうか?

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