アオマツムシ
夕方になるとアオマツムシ Truljalia hibinonis (Matsumura, 1917) の鳴き声が相変わらず騒々しい。ちょっとした木がある場所ならどこにでもいる感じだ。もちろん、我が家の近くでもたくさん鳴いている。よく耳を澄ませば、ツヅレサセコオロギ Velarifictorua micado (Saussure, 1877) やマツムシ Xenogryllus marmoratus (de Haanm 1844) の鳴き声も聞こえるのだが、アオマツムシの鳴き声に完全にかき消されてしまっている。
ところが、夜も更けて22時を過ぎる頃になると、アオマツムシの鳴き声がどことなく弱まり、22時30分ぐらいになると、他の虫の鳴き声がはっきりとわかるようになる。時刻によって、鳴く虫の種類が変わってくるのだ。
しかし悲しいかな、秋に鳴く虫の種類が多すぎて、自分の耳が識別できる能力を大幅に越えている。それを聞き分けられれば、面白いことがたくさん分かってきそうなのだが。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント