クロアナバチ再び
今日も一昨日と同様にキャベツ畑で害虫の調査をした。今日は朝方までけっこうな雨が降っていたので、調査は夕方になってしまった。一昨日の調査の時、クロアナバチ Sphex argentatus fumosus Kohl, 1890 を見つけた。今日はどうかと思っていたら、今日も巣穴の近くにクロアナバチがいた。一昨日の個体と同じ個体だろう。
ところが、一昨日と違うことが一つあった。クロアナバチにまとわりつく寄生蠅と思われるハエがいるのだ。こういうハエがいることはちょっと前まで知らなかったが、安田守さんのブログでその存在を知った。安田さんの写真は極めて鮮明なので、今日見つけたハエが同じ種類なのだろうというのはすぐにわかった。
職場の付近では決してクロアナバチの個体群密度が高いわけではないと思われるが、それでも寄生蠅がまとわりつくとは、クロアナバチも大変だ。このハエの寄主探索能力が極めて優れているのかも知れない。
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