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2006年9月25日 (月)

アリジゴク?

 職場で落とし穴式のトラップを使って地表を徘徊する捕食性昆虫の調査をしているが、今日はそこにアリジゴクのような昆虫が落ちていた。アリジゴクはウスバカゲロウの仲間の幼虫だが、落ちていたものはけっこう活発に歩き回っており、形態も何となく本当のアリジゴクとは違って見えるような気もするので、ヘビトンボの仲間の幼虫ではないかと思う。どちらなのだろう?
 コマダラウスバカゲロウ Dendroleon jesoensis Okamoto, 1910 の幼虫ように擂鉢状の巣穴を作らないアリジゴクの存在を知っていたものだから、石垣島に住んでいたときも、木の幹に止まっていた"アリジゴク"を本当のアリジゴクの仲間だと思って、アリジゴクの生態学的研究で有名なM先生のところに送ったことがある。M先生から最初に来た返事は、新種かも知れない、というものだったが、そのあと届いた返事は、ツノトンボの仲間だと思います、というものだった。要するに、分類が専門ではない昆虫の専門家でも間違えることがあるぐらいに、一見したところでは似ている、ということだ。両方とも脈翅目に分類されているわけだから、決して他人の空似ではない。
 ツノトンボの仲間だとすれば、まだ大きくなるはずなので、種名を確定するには飼育しなければいけない。捕食性だということは疑いないが、何を餌として与えればいいのか、よくわからない。

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