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2006年9月21日 (木)

ミドリセンチコガネ

 今日も代休だ。今日も飼育している虫を見なければいけないが、今日は後回しだ。
 先日昆虫学会に参加したときに、Mさんからミドリセンチコガネ Geotrupes auratus Motschulsky, 1857 を採りに行かないか、という誘いを受けたのだが、これは良い機会とばかりに、それに乗ることにしたのだ。というわけで、今日は昆虫学会の帰り道のMさんと合流して地元のSさんと一緒に御在所岳に出かけた。
 下界は良い天気だったが、御在所岳の山頂付近は若干ガスがかかり、残念ながら遠くまではっきり景色を望めるというわけではなかった。山頂付近はスキー場になっており、芝が植えられている。芝の上や周囲の草原には、あちこちにニホンジカ Cervus nippon centralis Kishida の糞が落ちていた。糞粒の集団の近くには虫が掘ったような穴が開いている場合があり、それを掘ると、何回か一度の割合で糞虫が出て来た。お目当てのミドリセンチコガネも出て来たが、ゴホンダイコクコガネ Copris acutidens Motschulsky, 1860 が出てくることもあった。
20060921blog  日が射すと芝の上をミドリセンチコガネが飛び出した。飛び回っているミドリセンチコガネは風に吹かれて意外にも速く飛び、かなり採り逃がしてしまった。
 それにしてもニホンジカの糞の量が多い。だからこそ、それを餌にしているミドリセンチコガネも多いのだろう。このこと自体は昆虫愛好家にとって嬉しい話だが、ニホンジカに樹皮を齧られたと思われる樹木もたくさんあり、植生の保護のためには、ニホンジカの個体数管理をする必要があるのではないかと思われた。しかし、このような話をすると、動物愛護団体からの反対が出るだろうということは容易に想像できる。何事も平衡感覚が大切だと思うのだが、今後どのように事態は進展するのだろうか?

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