近所で散歩
今日は曇っていて風がやや強い。陽射しがないので、この季節に外を歩く時の条件としては、かなり望ましい天気だ。
近所を流れる安濃川の支流の美濃屋川にコイ Cyprinus carpio L. の観察に行った。しかし、美濃屋川の水量が多く、しかもあまり澄んでいないので、いるのだかどうだかもわからない。
美濃屋川の堤防の道を歩いていると、強い風に逆らうように、オナモミ Xanthium strumarium L. の葉にしがみついているコアオハナムグリ Oxycetonia jucunda (Faldermann, 1835) を見つけた。コアオハナムグリは5月から6月ぐらいに多く見られる。今日みつけた個体は、たった1頭ではあったが、たくさん見られる時期に見られる個体よりも新鮮な個体だった。ひょっとしたら、今、新成虫が羽化する時期なのかも知れない。
美濃屋川を下り、堰から分かれている用水路に沿って歩いた。こちらは水深が浅く、何とか水底まで見ることができる。すると、大きなコイが何匹も見つかった。幅が1メートルもないような場所もあるほど狭い用水路だが、ここには大きなコイは不釣り合いに見える。
実は美濃屋川の本流より、用水路の方にコイの個体数が多いのかも知れない。たくさんいるので釣れるような気もするが、見える魚は釣れないという言葉もある。しかし、何とか釣ってみたいものだ。
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