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2006年8月

2006年8月31日 (木)

セミの夏はまだまだ

 今日で8月も終わりだ。だが、まだセミは頑張っている。ニイニイゼミ Platypleura kaempferi (Fabricius, 1794) に始まり、クマゼミ Cryptotympana facialis (Walker, 1858)、アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata (Motschulsky, 1866)、ヒグラシ Tanna japonensis (Distant, 1892) が7月中に鳴き始め、8月になってツクツクボウシ Meimuna opalifera (Walker, 1850) も鳴き始めたが、最初に鳴き始めたニイニイゼミが意外にもまだ元気に鳴いている。もうそろそろ終わりそうなのがヒグラシだ。
 セミの鳴き始めを記録するのは易しいが、鳴き納めを記録するのはなかなか難しい。今まで鳴いていなかったのが鳴けばすぐ気が付くが、今まで鳴いていたのが鳴かなくなっても、よほど気を付けていても、気付かずに終わってしまうことが多い。今年こそ鳴き納めを記録したいものだ。

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2006年8月30日 (水)

クロアナバチ

20060830blog  キャベツ畑で害虫の調査をしていたら、ズボンにパチンと何かが当たった。よく見てみるとクロアナバチ Sphex argentatus fumosus Kohl, 1890 だった。オナガササキリ Conocephalus gladiatus (Redtenbacher, 1891) と思われる小型のキリギリスの仲間を抱えている。
 周りをよく見てみると、自分がしゃがみ込んでいたところに巣穴があった。害虫の調査は一昨日にもしたのだが、その時にはクロアナバチには気付かなかった。昨日か今日のうちに新しく巣穴を掘ったのかも知れない。
 クロアナバチは幼虫の餌になるオナガササキリを巣穴の前に置くと、巣穴の状態を確かめるかのように穴の中に入ったり出たりした。巣穴は2つあり、一つの巣穴に餌を運び込むかと思ったら、また出て来てもう一つの穴に餌を運び込んだ。
 しばらく中に入ったままだったが、今度は単独で穴から出てくると、回りの土を丁寧にかき集めて巣穴を塞いだ。巣穴を塞ぐと、もうそこに巣穴があることはわからない。
 クロアナバチはごく普通に見られるハチだが、なかなかこういう場面に出会うこともない。仕事の合間のちょうど良い息抜きになった。

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2006年8月29日 (火)

アオマツムシ・マツムシ・サトクダマキモドキ

 最近は体調がすぐれないことが多かったので、夜にはあまり出歩いていない。今日は日中の気温がそれほど高くなかったせいか、体調も気分もまあまあで、夕食をとった後に家の近所をぶらつく気になった。
 いつの間にかそこらじゅうが虫の鳴き声でいっぱいになっている。しかし、秋の鳴く虫の鳴き声の聞き分けは、いつまでたっても上達しない。石垣島に住んでいた頃、沖縄本島に住むSさんと一緒に夜の昆虫採集をする機会があったが、とにかく鳴く虫の鳴き声を聞き分ける能力が高いのに驚いた。これには生まれながらの素質も関係しているのかも知れない。
 今日鳴き声を一番たくさん聞いたのはアオマツムシ Truljalia hibinonis (Matsumura, 1917) だ。至る所で鳴いている感じだ。アオマツムシの鳴き声は鋭く、耳に突き刺さる感じだ。そんなアオマツムシの鳴き声にかき消されるかのようではあるが、マツムシ Xenogryllus marmoratus (de Haan, 1842) の鳴き声もあちこちで聞こえる。アオマツムシは木の上で鳴いているが、マツムシは背丈のそれほど高くない草むらで鳴いている。どちらもなかなか姿を見ることができない。と言うか、見つけようと思っても、いつも途中で挫折してしまう。
20060829blog  そのとき目に入ったのはクダマキモドキ(サトクダマキモドキ)Holochlora japonica Brunner, 1878 だった。鳴いているわけではなかったので、たまたま見つかっただけだ。体が大きいので見つかり易いのだろう。

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2006年8月28日 (月)

クツワムシ

20060828blog  クツワムシ Mecopoda nipponensis (de Haan, 1842) は職場の敷地内に多数棲息している。しかし、暗くなってからしか鳴かないので、今年はまだ鳴き声を聞いていなかった。要するに、いつも暗くなる前に帰宅していたわけだ。
 今日は少し遅くなったし、日に日に日没時間も早くなっているので、やっとクツワムシの鳴き声を聞いた。もうたくさん鳴いていた。

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2006年8月27日 (日)

近所で散歩

 今日は曇っていて風がやや強い。陽射しがないので、この季節に外を歩く時の条件としては、かなり望ましい天気だ。
 近所を流れる安濃川の支流の美濃屋川にコイ Cyprinus carpio L. の観察に行った。しかし、美濃屋川の水量が多く、しかもあまり澄んでいないので、いるのだかどうだかもわからない。
20060827blog  美濃屋川の堤防の道を歩いていると、強い風に逆らうように、オナモミ Xanthium strumarium L. の葉にしがみついているコアオハナムグリ Oxycetonia jucunda (Faldermann, 1835)  を見つけた。コアオハナムグリは5月から6月ぐらいに多く見られる。今日みつけた個体は、たった1頭ではあったが、たくさん見られる時期に見られる個体よりも新鮮な個体だった。ひょっとしたら、今、新成虫が羽化する時期なのかも知れない。
 美濃屋川を下り、堰から分かれている用水路に沿って歩いた。こちらは水深が浅く、何とか水底まで見ることができる。すると、大きなコイが何匹も見つかった。幅が1メートルもないような場所もあるほど狭い用水路だが、ここには大きなコイは不釣り合いに見える。
 実は美濃屋川の本流より、用水路の方にコイの個体数が多いのかも知れない。たくさんいるので釣れるような気もするが、見える魚は釣れないという言葉もある。しかし、何とか釣ってみたいものだ。

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2006年8月26日 (土)

コカマキリの成虫を見る

 今日は養殖研究所の一般公開に出かけた。こちらに来た2004年から毎年行っているので、今年で3年目だ。旧南勢町にある本庁舎と玉城町にある玉城庁舎で交互に行われているが、今年は2004年と同じ玉城庁舎で行われた。本庁舎では、海の魚が研究対象だが、宮川のすぐ近くの玉城庁舎では淡水の魚が研究対象になっている。
 イソギンチャクの赤い色素を作る遺伝子を入れて筋肉が赤くなっている魚が展示されており、何のためにそんなことをするのか、と質問したところ、筋肉の発生の過程を観察するのに好都合だとのことだった。
 研究の展示はそこそこに、楽しみにしていた釣り堀に行った。これは人気が高く、かなり待たなければ行けなかったが、大型の水槽での渓流魚釣りを楽しんだ。釣った魚は4匹まで持ち帰っても良いとのことだったので、それは今晩のおかずになった。
20060826blog  午後帰宅したあと、飼育しているオオハサミムシ Labidura riparia (Pallas, 1773) の様子を見に職場に出かけた。すると、建物の入り口の横の壁にコカマキリ Statilia maculata (Thunberg, 1784) の♂成虫が1頭止まっていた。この夏、カマキリ類の成虫を見るのはこれが初めてだ。まだまだ暑いが、そろそろ夏も終わりに差しかかっているようだ。

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2006年8月25日 (金)

ハサミムシの新種

 休み開けで職場に出勤すると、日本生物地理学会の欧文誌"Biogeograpy" Vol. 8 が届いていた。早速眺めてみると、南西諸島に分布するクロハサミムシ科 Spongiphoridae に属する2種のハサミムシを新種として記載する西川勝さんの論文が掲載されていた。昨日ハサミムシを話題に出したばかりだったので、何とタイミングが良いことか。
Chaetospania_hexagonalis_1 Spongovostox_sakaii_1  新種はヒナハサミムシ Chaetospania hexagonalis Nishikawa, 2006 とサカイヨツボシハサミムシ Spongovostox sakaii Nishikawa, 2006 の2種だ。「サカイ」とは、一昨年亡くなったハサミムシの分類学者の酒井清六先生のことだ。この論文の研究のために、自分が所有していた標本を西川さんに使っていただいていたが、そのいくつかがそれぞれの種の副模式標本に指定されていた。正模式標本と多くの副模式標本は東京農業大学に納められることになるが、自分が所有していた標本は大阪市立自然史博物館に納められることになる。
 ヒナハサミムシは奄美大島と沖縄本島から、サカイヨツボシハサミムシは奄美大島だけから知られている。両種とも小型で、朽木の樹皮の下側に棲息しているので、そのつもりで探さないと見つからない。
 屋久島と男女群島男島のムカシハサミムシが Challia fletcheri Burr, 1904 ではないことがわかり、新種 Challia imamurai Nishikawa, 2006 として新種記載されたので、日本のハサミムシに残る次の大きな分類学上の問題はハマベハサミムシ Anisolabis maritima (Bonelli, 1832) とその近縁種に関わるものになったと言えるだろう。

参考文献

  • Nishikawa M. 2006. Notes on the Challinae (Dermaptera, Pygidicranidae), with description of three new species from China, Korea and Japan. the Japanese Journal of Systematic Entomology 12: 17-38.
  • Nishikawa M. 2006. Two new species of the family Spongiphoridae (Insecta, Dermaptera) from the Ryukyus, Japan, with notes on the late Dr Sakai's work on Dermaptera in 1999. Biogeography 8: 25-34.

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2006年8月24日 (木)

ハサミムシファン

 今日まで夏休みをとっているので、仕事でオオハサミムシ Labirura riparia (Pallas, 1773) を扱っているという話を出すのは、まったくこじつけに過ぎない。理由は最後に書くことにする。
 オオハサミムシは汎世界的に分布しており、日本のハサミムシの中でももっとも普通に見られる種の一つだ。しかし、一年をどうやって暮らしているか、という点に関しては、信頼できる報告を見つけることができないという点で、やはりよくわかっていない種だと言わざるを得ない。
 学生時代にはハサミムシの生態で修士論文を書いた。その頃、いろいろハサミムシを見たが、修士論文で主に扱ったのは、コブハサミムシ Anechura harmandi (Burr, 1904) とヒゲジロハサミムシ Gonolabis marginalis Dohrn, 1864 の2種だ。
 コブハサミムシは年2回発生するという記述がなされている図鑑もあるが、自分が調べた結果では、明らかに年1回しか発生しないことがわかった。間違った記述がなされている図鑑を弁護すれば、成虫の活動が盛んになる時期が年2回あることは確かだということだ。
 この経験から、図鑑に書かれていることは確かな根拠に基づいたものばかりではない、ということがわかった。ハサミムシなどという、アマチュアの愛好家や研究者があまり目を向けない分類群では、これも仕方がないことだろう。
 その後、盛岡に住んでいた頃、クギヌキハサミムシ Forficula scudderi Bormans, 1880 が3齢幼虫で越冬する年1世代の生活史を持つことを明らかにしたが、その後は新しい知見を報告するに至っていない。
20060824blog  2004年にこちらに転勤し、露地野菜の害虫に対する捕食性天敵としてオオハサミムシを研究材料として扱うことができるようになったことは、全く思いがけないことだった。これを機会に、日本におけるオオハサミムシの生活史を明らかにしたいところだ。
 今日ハサミムシ類を話題に出したのは、 安田守さんのブログを発見したからだ。読んでみたら、ハサミムシファンだと告白されている。是非とも情報交換をお願いしたいところだ。写真も素晴らしい。自分が撮った写真をこのブログに貼付けるのが恥ずかしくなるぐらいだ。

参考文献

  • 河野勝行. 1984. コブハサミムシの特異な生活 —生活史戦略的視点から—.遺伝 38 (10): 70-75.
  • 河野勝行. 1993. 盛岡市におけるクギヌキハサミムシForficula tomis (Kolenati)の生活史.東北昆虫 31: 4-5.
  • Kohno K. 1997. Possible influences of habitat charasteristics on the evolution of semelparity and cannibalism in the hump earwig Anechura harmandi. Researches on Population Ecology 39 (1): 11-16. [PDF]

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2006年8月23日 (水)

稲刈り始まる(2006年)

 台風10号が九州を通過したあと、湿気が高い日が続いていたが、今日は久しぶりにカラッとした日になった。気温は高いが、それほど嫌な気分ではない。ただし、自分は風邪気味らしく、ちょっと熱っぽく、頭は働かない。
 近所の水田では稲刈りが始まった。台風10号の影響で風雨が続いたとき、かなり多くの稲が倒伏したが、これぐらいならコンバインでの収穫も大丈夫だろう。稲の倒伏は1枚の水田全体でみられることが多く、隣の水田では全く倒伏していないのに、こちらでは全部が倒伏しているというような場所もあちこちで見られた。肥料を与えすぎると倒伏しやすいと言われているが、微妙な肥料の加減で倒伏するかしないかということが決まったように思われた。

20060823blog

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2006年8月22日 (火)

アサギマダラの移動

 NHKテレビの「クローズアップ現代」でアサギマダラ Parantica sita niphonica (Moore, 1883) の移動の調査について取り上げられた。自分も、アサギマダラが長距離移動をすることが明らかになった四半世紀以上前から興味をもっていたが、実際に調査に参加するようになったのは、アサギマダラが身近に見られる石垣島に住むようになってからだ。石垣島に住んでいた頃、和歌山県と高知県でマークされたアサギマダラをそれぞれ1頭ずつ捕獲したが、遠くから飛んで来たことを自分の目で確かめることができて、やはり感慨深いものだった。
 今日のような番組で取り上げられるようになったということは、やや意外ではあったが、アサギマダラのマーキング調査が一部の愛好家だけでなく、一般の人にもそれだけ浸透していったということだのだろう。近年調査に参加する人が増えて、ますますデータが厚くなってきたと思う。
 自分はかねてから、アサギマダラの移動の主な要因は季節風による「風任せ」であろうと主張して来たが、数年前まではほとんど理解されていなかったように思う。今日の番組では、奄美大島から鹿児島県指宿への2日間での移動が、そのときの気流によると考えられるという説が紹介されており、自分の考えが間違っていないのだという自信を強めた。もちろん、風任せだけではなく、陸上では地形や吸蜜のための植物の存在も重要な意味を持っているだろう。
 アサギマダラの生態というと、成虫の移動の問題ばかりに焦点が当てられるが、幼虫の餌の問題、天敵の問題等を総合的に考察することにより、さらにアサギマダラの生態の本質に迫ることができるだろう。アサギマダラの移動に興味をもってマーキングに参加することからアサギマダラの問題の解決に参加するようになった一般の人たちのなかから、さらに深くアサギマダラの生態、さらには他の様々な昆虫の生態に興味をもってくれる人が出てくること祈りたい。
 今日の番組では、参加しているメーリングリストで名前だけを知っている人がたくさん登場した。電子メールの文字だけ見ているのと、顔がわかるというのでは、大きな違いだ。それはともかく、こちらに転居してからアサギマダラに接する機会が少なくなってしまっているが、何とかもう少し参加できるようにしたいものだ。

参考文献

  • 河野勝行. 2000. 八重山のアサギマダラ.昆虫と自然 35 (6): 18-22.

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2006年8月21日 (月)

ニホンアマガエル

 ここ数日、職場の建物の北側の壁に張り付いているニホンアマガエル Hyla japonica Günther, 1859 の姿が目に付くようになった。しばらくの間、なかなか見つけることができなかったのはどういう訳だろう。ニホンアマガエルは繁殖地からかなり離れた場所で見ることもあるので、かなり大きな行動範囲を持っていて、たまたま何かの理由で建物の近くに寄って来たということなのだろう。
 もう少し早く姿を見せてくれていれば、飼育しようとしていたオオキベリアオゴミムシ Epomis nigricans (Wiedemann, 1821) の餌にできたのに、時既に遅しだ。卵を産んでくれた雌成虫も、卵から孵化した幼虫も、もうすべて死んでしまっている。
 オオキベリアオゴミムシがたくさん見つかった一昨年にはニホンアマガエルも多かった。去年は一昨年よりニホンアマガエルの個体数はやや少なく、オオキベリアオゴミムシの個体数は少なかった。今年はニホンアマガエルの個体数がさらに少なく、オオキベリアオゴミムシもこれまで2頭しか見つけていない。オオキベリアオゴミムシの個体数は、単純にニホンアマガエルの個体数に依存しているということなのだろうか?

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2006年8月20日 (日)

歩いて動くセミヤドリガの繭?

 今日やらなければいけない仕事が少しだけあったので、休日だが職場に行った。行ったついでにセミヤドリガ Epipomponia nawai (Dyar, 1904) の幼虫を探そうと思って、畑の隣の杉林に行った。
20060820blog1  暗い杉林の中でも、真っ白のセミヤドリガの幼虫が寄生しているヒグラシ Tanna japonensis  (Distant,1892) も、樹皮にくっついた繭もよく目立つ。体調があまり良くなく、蒸し暑いので、長居をするつもりはなかったが、セミヤドリガが寄生したヒグラシを1頭、樹皮につくられたセミヤドリガの繭を3個見つけた。
 と、そのとき、セミヤドリガの白い繭が動いて歩いているように見えた。ところがよく見てみると、動いていたのはセミヤドリガではなく、セミヤドリガの繭についている蝋状の物質らしきものを背負っているクサカゲロウかヒメカゲロウの仲間の幼虫だった。こんな暗い場所で真っ白の物体を背負っていると、かえって目立って都合が悪いのではないかと思うのだが、実際はどうなのだろう。
20060820blog2

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2006年8月19日 (土)

コムラサキ

 今日も東寄りの風がやや強く、湿気が高い日だった。まだ台風10号の影響が残っているらしい。今日は一時雨も降ったが、夕方には上がった。
 夕方、散歩がてら、新聞の折り込み広告の建て売り分譲住宅を見に行った。我が家よりさらに街の中心に近い場所だが、その割には値段が安い。
 目の前は安濃川の堤防だ。堤防の向こう側には種名まではわからないがヤナギの仲間が生えている。一緒に行った息子が何かを見つけたので、帰る前にヤナギの木のところに行った。するとそこにいたのはコムラサキ Apatura metis substituta Butler, 1873 だった。よく見ると1頭や2頭ではない。たくさんいるのだ。コムラサキは普段目にすることがなかったので、近所にたくさんいる場所があることを知ったのは意外だった。たまには普段歩かない場所を歩くのも良いことだ。

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2006年8月18日 (金)

台風10号

 今日も一日中東寄りの風がやや強く、湿気が高かった。今日は一時やや強い雨も降った。経ケ峰はもちろん、長谷山の中腹以上も雲の中だった。もちろん、これには台風10号が関係しているはずだ。
 気象庁のウェブサイトの台風情報を見ると、台風10号は九州の陸上でほとんど停滞している様子だ。沖縄近海で台風が停滞するのは珍しいことではないが、九州あたりでは大変珍しいのではないかと思う。
 それはともかく、明日も雨がちの天気になるらしい。せっかくの休日なのに。

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2006年8月17日 (木)

雲が低い

 九州の南東にある台風10号のせいか、東寄りの風がやや強く、湿気が高い。テレビの送信所がある長谷山は麓の方まで雲の中だ。昨日に比べれば気温が低く、風があるのは嬉しいが、湿気が高いのはやはり辛い。

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2006年8月16日 (水)

八重山商工の夏終わる

20060816blog  今日は休暇をとって、また甲子園まで八重山商工の応援に行って来た。2回戦は日曜日で、今日は平日なので、今日の方が多少は空いているかと思ったが、大きな間違いだった。アルプス席に入れないのは当然だとしても、外野席もあやういところで入れなくなるところだった。それでも何とかもぐり込んで1塁側アルプス席からそれほど遠くない場所に席を確保できた。
 今日は大嶺くんの先発だったが、今日もさらに調子が悪い感じだった。それでも先制して、何とか行けるかと思ったのだが、智弁和歌山の広井くんのホームランにやられてしまった。一度は同点に追いついたが、また点を取られ、そのままどんどん差が開いてしまった。それでもアルプス席の応援は、2回戦以上に熱気があった。今年の夏はこれで終わってしまったわけだが、また来年も頑張って甲子園に出て来て欲しい。
 今日の結果は残念だったが、これで落ち着いて仕事ができるようになる。明日からはまだ日常だ。

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2006年8月15日 (火)

クマゼミが鳴く時間

 クマゼミ Cryptotympana facialis  (Walker,1858) が夕方になっても鳴いている。石垣島のクマゼミとは随分違う。何故違うのだろうか?
 ここ三重県の平野部でもクマゼミが午前中に盛んに鳴くのは確かだが、午後にも夕方にもしばしば鳴き声を聞く。石垣島では昼前にはほとんど鳴き止み、午後以降には滅多に鳴き声を聞いたことがない。たくさんの個体がいるために個体ごとに鳴く時間がばらついて午後や夕方にも鳴く個体がいる、というわけではなさそうだ。何故なら、石垣島の市街地のクマゼミの個体密度は極めて高いので、もし密度が高いことが鳴く時間のばらつきとして出てくるとすれば、石垣島の方で午後や夕方にも鳴く個体が多くなっているはずだからだ。
 もっとも、事実の認識についても、もっと正確を期す必要があるだろう。本当に三重県と石垣島でクマゼミが鳴く時間に違いがあるのかどうかも、しっかり記録をとらないとわからない。もっと時間があるなら、鳴く時間についてのもっと精密な記録をとりたいところだ。
 ついでに言うなら、三重県のヒグラシ Tanna japonensis  (Distant,1892) が鳴く時間も石垣島のイシガキヒグラシTanna japonensis ishigakiana (Kato, 1960) が鳴く時間よりも遥かにばらつきが大きい。イシガキヒグラシは早朝のごく短い時間と夕方以外に鳴き声を聞いたことがないが、三重県のヒグラシは日中でもしばしば鳴いているからだ。
 人間は石垣島の方が大らかだが、セミは石垣島の方が規則正しい。何故だろう。

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2006年8月14日 (月)

学会のプログラム届く

 9月16日から鹿児島大学で開催される日本昆虫学会第66回大会のプログラムが届いた。大会は3日間だが、その初日に発表の時間があたった。懇親会の前に発表が済むので、たいへん気が楽だ。
 今まではすべて生態や生活史のセクションで発表していたが、今回は初めて系統・進化のセクションで発表する。おそらく、今まで聴きにきてくれた人とは違った人が来てくれるのではないかと思うので、ちょっと楽しみだ。
 小集会は2日目と3日目の夕方だ。2日目は地表性甲虫談話会と昆虫の季節適応談話会が重なってしまった。はしごをして聴きたいところだけ聴く、ということになるかも知れない。3日目は半翅類学会に出るつもりだが、南西諸島の生物地理をテーマにした鞘翅学会も気になる。いつも思うことだが、小集会の時間をもっととって、聴きたいのが重ならないようになって欲しいものだ。
 宿泊は鹿児島中央駅に近いビジネスホテルをインターネットで予約した。異様に安い値段だったので、ちょっと心配だ。去年の岡山での大会のときの宿泊も安いビジネスホテルだったが、特に不満はなかったので、今度もおそらく大丈夫だろう。今回は九州新幹線ができてから初めての鹿児島なので、新幹線を利用して行きたいが、飛行機を使え、などと言われるかも知れない。飛行機が特に嫌いなわけではないが、自分の中のテツ分が新幹線を使いたいと言っているのだ。

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2006年8月13日 (日)

甲子園球場にて

 八重山商工の応援に甲子園球場に出かけた。できることなら3塁側アルプススタンドで応援したかったが、入場券は完売で、仕方なく3塁側アルプススタンドの隣の外野席に陣取った。まわりには自分と同様にアルプススタンドに入れなかった沖縄関係者がたくさんいた。隣に座った若い人は、沖縄本島出身で、就職して大阪に来ていると言っていた。
20060813blog  前の試合の中程から観戦していたが、その頃は強い陽射しを避けるために持参した長袖のシャツを使った。ところが、第4試合が始まる頃から雲行きがおかしくなってきた。3回表の松代高校の攻撃の途中でついに雨が落ちてきた。雷が鳴ると、まだ大した雨ではなかったが、試合が中断された。しばらくすると雨が強くなり、グラウンドにはシートがかけられた。するとさらに雨脚は強くなり、土砂降りになってしまった。一時はどうなるかと思ったが、レーダー観測による予測では、雨は長続きしないと予想されていたようだった。やがて雨も上がり、試合が再開された。試合の中断は49分にも及んだそうだが、確かな予測ができるからこそ、試合を中止せずに済んだのだと思う。
 その後、相手の守備のまずさにも助けられて先制し、金城長靖君のホームランも出て、押せ押せムードのまま最後は何とか押し切った感じだった。最後は電車の時間が気になって、最後の三振はラジオを聴きながら球場から駅に向かう途中で聴いた。試合の開始が1時間も遅れ、途中には雨での中断もあったので、まあ仕方がない。
 センバツ大会の時にもレフトのポールに当たる金城君のホームランを見たが、今度はセンターの右に入る素晴らしいホームランだった。次の試合も楽しみだ。
 一昨日通ったときには気が付かなかったが、今日は駅から自宅に戻る途中でカンタン Oecanthus indicus Saussure, 1878 の鳴き声に気が付いた。そろそろ秋の虫の季節だ。

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2006年8月12日 (土)

トスカ

 三重県文化会館からハンガリー国立歌劇場の引越公演の案内が届いた。一昨年はヴェルディのリゴレット、去年はヴェルディのオテロだったが、今年はプッチーニのトスカだ。イタリアオペラではどちらかと言えばヴェルディよりプッチーニの方が好きなので、他の大事な用事が入らなければ観に行くことになると思う。トスカはもうかなり前のことだが、1984年に旧西ドイツのハンブルクで国際昆虫学会議があったときに、ハンブルク国立歌劇場でナマで観たことがあるので、欲を言えば他のものを観たかった。プッチーニならボエームを観てみたい。
 今度の公演の演出はヴィクトル・ナジ、指揮はゲルゲイ・ケッシェヤーク、キャストはトスカがエスター・シュメギ、カヴァラドッシがアッティラ・フェケテ、スカルピアがベーラ・ペレンツということだ。最近はあまり熱心に音楽を聴いていないので、これらがどんな人なのかよくわからない。ともあれ、歌劇をナマで観られる機会はそれほど多くはないので、楽しみにしておきたい。

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2006年8月11日 (金)

ウヅキコモリグモ

20060811blog  腹端に卵嚢をつけたウヅキコモリグモ Pardosa astrigera L. Koch,1878 の雌がキャベツ畑に仕掛けた落とし穴式の罠に入っていた。ウヅキコモリグモは、畑地や背の低い草原でよく見られるコモリグモだ。雌成体が卵嚢やそれから孵化した仔グモを腹部につけて歩きまわるので「子守り」の名前がある。かつては「ドクグモ」の名前で呼ばれていたが、それはヨーロッパに分布するタランチュラの仲間に系統的に近いから、ということらしい。しかし、「ドクグモ」の名に値するような毒性はもっておらず、不適切な名前だということで改称されたとのことだ。
 ウヅキコモリグモは幼体で越冬し、年に2世代を経過し、初夏と晩夏の成熟すると言われている。去年の晩夏は9月上中旬、今年の初夏は5月下旬から6月上旬に卵嚢をつけた成体がよく目に付いた。だから、この時期に卵嚢をつけた成体が見られたのは予想外だった。成長が遅れた越冬世代の個体なのか、早く成熟したその次の世代の個体なのか、今後観察を続ければどちらかがわかるような気がする。

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2006年8月10日 (木)

ツクツクボウシ鳴く

 夕方、家の裏からツクツクボウシ Meimura opalifera (Walker, 1850) の鳴き声が聞こえた。これで自宅近辺に棲息するセミの鳴き声がすべて聞こえたことになる。まだ、ニイニイゼミ Platypleura kaempferi (Fabricius, 1794) もアブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata  (Motschulsky, 1866) もクマゼミ Cryptotympana facialis  (Walker,1858) もヒグラシ Tanna japonensis  (Distant,1892) も盛んに鳴いているが、いずれツクツクボウシの天下になるだろう。
 それにしても今日は暑い日だった。台風7号に吹き込む西風が吹き、布引山地を越えて来た風でフェーン現象が起こっていたのだろう。今日の午後は2時間半ほど炎天下での仕事だったが、体から出て来ているはずの汗はすぐに蒸発してしまい、服もまったく濡れてこない。おそらく、湿度も相当低かったのだろう。

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2006年8月 9日 (水)

高校生のためのセミナー

 今日は職場で高校生相手にセミナーをした。「高校生のための野菜研究体験セミナー」というもので、昨日、今日の2日間行われたものの一部だ。そこで、「野菜を食害する害虫とその天敵」という表題で講義と実習をした。
 我が家には中学生以下の子供しかいないし、親が虫好きなので、普通の高校生が虫に関する知識をどの程度持っているか、全く見当がつかない。そこで、事前にアンケートをとった。「害虫」、「農薬」、「天敵」というものから、どんなものを想像するか、というものだ。「害虫」、「農薬」に関する回答は、おおよそ予想できる範囲内のものだったが、「天敵」に関しては、驚くべき回答ばかりだった。「害虫」や「農薬」よりも、「天敵」が悪者として扱われているようなのだ。
 現在、農業関係の公的な試験研究機関で研究されている害虫防除法の半分以上は天敵を利用したものだと言っても過言ではない。一般の認識が「天敵=悪者」では、天敵を利用した害虫防除、というのが悪い印象を持たれる可能性が無いとは言えない。なかなか難しいところだ。
 講義の方は、昆虫に関する生物学的な解説と害虫の防除法の概略。1時間半ほどだったが、まあまあうまくまとめて話すことができたのではないかと思っている。今日セミナーに参加してくれた高校生の何人かでも農学部に進学してくれたら嬉しい。

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2006年8月 8日 (火)

台風で甲子園行きを断念

 今日は午後から休みをとって甲子園に八重山商工の応援に行く予定だったが、台風7号が近づき、帰れなくなっても困るので、朝の段階で早々と断念した。それでも、野球が気になって仕事にならないだろうと思って、夕方少し休みをとって早めに帰宅し、テレビで観戦することにした。
 結局、現時点までには大して風も吹かず、雨もほとんど降らずだったので、甲子園に行っても問題はなさそうだった。
 台風が近づいたときはいつもそうだが、今回も空が独特の橙色に染まり、短時間ではあったが血のような赤色に変わり、やがて暗くなった。台風の時に空の色が独特の橙色になる理由が、未だによくわからない。真面目に調べようと思ったことが無いのも問題だが。
 それはともかく、甲子園の方は、八重山商工の投手の大嶺くんの制球があまりよくなく、途中何度も諦めなければいけないと思う場面があったが、9回に追いつき、延長10回には圧倒的な攻撃力で逆転に成功したときは、夢でも見ているようだった。2回戦こそはアルプス席で応援したいものだ。

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2006年8月 7日 (月)

シマトネリコの樹皮をかじるカブトムシ

 Journal of Ethology Vol. 24, No. 3 が届いた。かなり個人的な理由だが、冒頭の論文にはちょっと衝撃を受けた。その論文の主な内容は、カブトムシ Allomyrina dichotoma Linnaeus, 1771  がシマトネリコ Fraxinus griffithii CB Clarke の樹皮をかじって、樹液をなめる、というものだ。極端に言ってしまえば、ただそれだけだ。
 カブトムシと言えば、普通は他の昆虫などによってつくられたクヌギ Quercus acutissima Carruth やコナラ Quercus serrata Thunb. ex Murray などの樹皮の傷から滲み出す樹液をなめるのが普通だが、腐った果実にも来るから、食性が狭いというわけではない。しかし、自分で植物に傷をつけて、そこから滲みだす樹液をなめるというのは、新しい知見だということらしい。
 実は、もうかなり昔の話だが、岩手県雫石町に自生するデワノトネリコ Fraxinus japonica Bl. var. stenocarpa (Koidz.) Ohwi. の細い枝に集まる多数のカブトムシを見たことがある。よく見てみると、カブトムシが自分でかじった樹皮から滲み出す樹液をなめていた。そのときは、そういうこともあるもんだ、と思って、特に目新しいことだとは思わず、どこかに報告しようなどとは考えもしなかった。しかし、実は新しい知見だったらしい。これが報告になっていれば、自分が発見者ということになっていたことになるが、そうとは思わなかった自分が不勉強だったのだから仕方がない。
 この論文では、調査地の京都では在来ではないシマトネリコが摂食の対象になっていたが、自分が観察したのも、シマトネリコと同じトネリコの仲間のデワノトネリコだ。トネリコの仲間の樹皮には、カブトムシにとって魅力的な何かが含まれているのではないだろうか、と思う。
 カブトムシのかじりとり行動の映像は動物行動のデータベースのサイトで見ることができる。
http://www.momo-p.com/showdetail-e.php?movieid=momo050525td01a
 この論文ではカブトムシの学名が Trypoxylus dichotomus septentrionalis になっていたが、どちらが有効なのか、自分にはよくわからない。

参考文献

  • Hongo, Y. Bark-carving behavior of the Japanese horned beetle Trypoxylus dichotomus septentrionalis (Coleoptera: Scarabaeidae). J. Ethol. 24: 201-204, 2006.

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2006年8月 6日 (日)

シロテンハナムグリ

 今日も暑かったが、午後一番暑い時間帯にいつものクヌギ Quercus acutissima Carruth の樹液に出かけた。ちょっと前なら、昼間はカナブン Rhomborrhina japonica Hope, 1841 がたくさん見られる状態だったが、今日はカナブンは全く見られず、カナブンのかわりにシロテンハナムグリ Protaelia orientalis submarumorea (Burmeister, 1842) がたくさん見られた。カナブンとシロテンハナムグリは系統的にそれほど離れているわけではないので、季節的に棲み分けているのかも知れない。
20060806blog

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2006年8月 5日 (土)

セミヤドリガ

 今日は休日なので、一番下の息子と一緒に職場に出かけた。職場は山の麓にあるので、昆虫が豊富なのだ。息子が一番好きなのはセミだ。
 職場の周辺には今、ニイニイゼミ Platypleura kaempferi (Fabricius, 1794)、アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata  (Motschulksy, 1866) 、クマゼミ Cryptotympana facialis  (Walker,1858)、ヒグラシ Tanna japonensis  (Distant,1892) の4種が鳴いている。
 息子がヒグラシを捕まえて持って来た。それにはセミヤドリガ Epipomponia nawai (Dyar, 1904) の幼虫が寄生していた。ヒグラシが鳴き始めた頃には見つからなかったが、そろそろ寄生率が上がって来たのだろう。
20060805blog

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2006年8月 4日 (金)

オオキベリアオゴミムシ

 ケースの中で飼っていたオオキベリアオゴミムシ Epomis nigricans (Wiedemann, 1821) が知らないうちに産卵して、それから幼虫が孵っていた。アオゴミムシ類は卵を泥壷の中に産むので、ついつい見落としてしまうのだ。
 今年は例年になくニホンアマガエル Hyla japonica Günther, 1859 の個体数が少ないのだが、何とか見つけて孵化していたオオキベリアオゴミムシの幼虫に与えた。幼虫は早速ニホンアマガエルに食いついていた。幼虫は大きくなると食べる量が増えるので、蛹になるまで飼育できるかどうかが心配だ。

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2006年8月 3日 (木)

カヤキリ

 今日は昨日よりさらに気温が上がり、本格的な暑さが戻ってきた。そして、相も変わらずいつものクヌギ Quercus acutissima Carruth に出かけた。今日は、昨日にも増して多数のカブトムシ Allomyrina dichotoma Linnaeus, 1771 がみられた。セミの幼虫も観察したが、今日も見つかったのはアブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata  (Motschulsky, 1866) ばかりだった。
 草がかなり刈られてしまったが、刈り残されているススキ Miscanthus sinensis Anderss  にはカヤキリ Pseudorhynchus japonicus Shiraki, 1930 がいて盛んに鳴いている。けっこう耳につく音色だ。
20060803blog
 

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2006年8月 2日 (水)

クヌギの樹液の賑わい

 今日は昨日よりは気温が上がったが、まだ本格的な暑さではない。いつものクヌギ Quercus acutissima Carruth が気になって、今日もまた日が暮れてから、一番下の息子と一緒に近所のいつものクヌギの樹液に出かけた。
20060802blog_1  クヌギところに着いた途端、大きな羽音が聞こえて来た。樹液が出ている場所を見ると、一目では数えられないほどたくさんのカブトムシ Allomyrina dichotoma Linnaeus, 1771 が来ていた。真面目に数えてみると、約20頭いた。これほどたくさんのカブトムシをここで見たのは初めてだ。おそらく今が最盛期ということなのだろう。
20060802blog_2_1  ちょっと場所を移すとセミの幼虫がたくさんいた。ほとんどがアブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata  (Motschulsky, 1866) のようだ。見つけた幼虫は家に持ち帰り、羽化を観察することにした。

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2006年8月 1日 (火)

涼しい

 昨日、今日と、今の季節としては異様に涼しい。梅雨も開けたのに、日差しもほとんどない。だからと言って湿度が高いわけでもない。高原の夏を過ごしているようだ。
 石垣島の夏の暑さは気温以上のものがあったが、直射日光さえ遮ることができれば、それほど辛いとは思わなかった。こちらは石垣島に比べれば、気温の点においても、日射の点においても過ごし易いはずなのに、なぜか辛く感じる。だから、このところの涼しさは大変嬉しい。

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