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2006年7月18日 (火)

閏月

 石垣島のYさんから電子メールが届いた。八重山商工の応援に行きたいけど、お盆に当たらなければ良いが、とのことだった。
 沖縄の年中行事が旧暦で動いているのは知っている。旧盆と言えば新暦の月遅れのお盆よりあとになるのが普通なので、何かの勘違いではないかと思った。ところが調べてみると、全国高校野球選手権の開幕の8月6日は旧暦の7月13日で、お盆の迎えの日になっている。沖縄の年中行事は、ヤマトと比べると遥かにきっちり行われており、その中でもお盆は最も重要な行事だ。
 となると、八重山商工の試合が4日目までに行われると、甲子園での応援を諦めるか、あるいは重要なお盆の行事を手抜きするか、という選択を迫られることになる。これはなかなか苦しい選択だ。まだ他の代表校も決まっていない状態だが、組み合わせ抽選会が気になる。
 それはさておき、なぜ今年の旧盆がこんなに早いのかと調べてみたら、今年は閏で7月が2回もあるのだ。そのため、旧暦の8月はいつもより遅くなり、なかどぅ道のとぅばらーまが行われる旧暦の8月12日は、新暦では10月2日になる。
 新暦の閏は2月が1日増えて29日になるだけだが、月を閏にしてしまうと約29日のズレが生じることになる。これでは不都合が出てくるのではないかと心配するのだが、それでずっとやってきているわけだから、大した不都合はないのだろう。

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