アサギマダラ
雨が続いていたが、午後から雨が上がったので、外に出てみた。すると、すぐ脇のムクゲ Hibiscus syriacus L. から1匹の蝶が飛び出した。アサギマダラ Parantica sita niphonica (Moore, 1883) だ。決して珍しい種ではないが、これまで普段の行動範囲で見ることがなかったので、久しぶりの対面は嬉しかった。
アサギマダラは春から初夏にかけて台湾や南西諸島を含む南方から北上し、秋に南方へ移動するという生態をもつことが、近年の調査の結果明らかになってきた。今日見た個体は新鮮な♂だった。近くの山から下りて来たものなのかも知れない。
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