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2006年7月 9日 (日)

オオスカシバ

 昼食をとってから庭を眺めていると、どこからかオオスカシバ Cephonodes hylas (Linnaeus, 1771) が飛んで来て、庭の隅から隅まで偵察するかのように飛び回っている。蛾のくせに透き通った翅をもち、昼間活動するので、まるで大きな蜂のようだ。子供の頃、知らないうちは蜂だと思って、手を出せなかったことが思い出される。それはともかく、我が家の庭には寄主植物のクチナシ Gardenia jasminoides Ellis は無いはずなのに、随分念の入った探しぶりだ。
 実家の庭にはクチナシが植えてあり、何度かオオスカシバの幼虫に丸坊主にされてしまったことがある。あるとき、幼虫を捕まえて飼育した。蛹から出て来たばかりの成虫を見たときは驚いた。翅には一面白色の鱗粉がついていたのだ。これは異常型に違いない、と思って標本にしようと思った。ところが、オオスカシバが翅を羽ばたかせた途端、白色の鱗粉は飛び散って、いつも見ている透明の翅になってしまった。

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